、お前テニス部のマネやらねぇ?」



「えっ?何?ブンちゃんの彼女やんないかって?やる!」




「違げえよ!話聞けよ!」








雨と夕陽と彼らの日常〜折角だもの、王子様見なくっちゃ!











今日は登校2日目。

あっと言う間に友達もできて、今はもう6時間目。



授業は『委員決め』。

つまりは学活ってこと。




けれど、あたしのクラスはものの10分で決まってしまい、正直超暇!!!








だから、ブンちゃんと話してたんだけど――――







「ブンちゃん、なんかすごい匂うんだけど」


「あぁ?俺はそんなに感じないぜぃ?」(ブン太


「それは勘違いだよ。てか、発信源はお前だよ!」







ブンちゃん、めっちゃ甘い匂いするんですけど。


それもその筈、隣りのブンちゃんの机には







あめ玉   20個くらい

ガム    10個くらい

チョコレート
   (ファミリーパック)   2袋

ポッキー   5箱

コンビニのケーキ
   (チーズ・チョコレート)  2パック

串団子
   (購買で100円)  1パック

ファンからの贈り物
   (クッキー・ケーキ...etc)  いっぱい






がズラリと並んでいます。

えぇ、とても美しく。今にも売りに出しそうな感じで。



「あんた、糖尿病になって今すぐ死ぬわよ」って細○数子に言われてしまうよ。



あたしなら、「あんた、太るわよ。あっ、もう太ってるか。」っていってやりたいけど。








あーでも、おいしそう。

甘い物って無償に食べたくなるよね。




ブンちゃんが後ろを向いてるのをイイ事に20個近くあるあめ玉に手を伸ばす。









パシィィィイイイインン









「痛っぁぁぁぁあああああああ!」














「欲しいなら別の菓子よこせ!」(ブン太












今、すっげぇ音しなかった?!


思いっきり手を叩かれたよ、オイ!


てか、ブンちゃん欲張りすぎじゃない?太るって!!










冷ややかな目でブンちゃんを見る。


それでも何一つくれないブンちゃん。



いーや、デコピンしちゃえ。











パシィィン











「痛ってぇよ!なんだよ。行き成り。」(ブン太



「ブンちゃん、太るよ。唯でさえ仁王さんと同じなんだから。」


「なっ、なんで知ってるんだよ。俺の体重。」(ブン太


「えっ?そんなの常識だよ。てか、ブンちゃんのデータは全て頭の中に入ってるよ。フフフ…。」


「イヤイヤ、気色悪いだろぃ。そんなの。」(ブン太


「イヤイヤ、柳とか青学の変態乾さんとかには敵わないよ。」







だってね、柳とか乾とか怖いくらい何でも知ってそうじゃん。



乾とはまだ逢ってないけど、てか、立海以外のキャラとは逢ってないけど、

乾ノートにはなんでも書いてあるんだから!

好きなタイプとか、体重とか視力とか!

下手したらスリーサイズとか書いてそうじゃん!




ってブンちゃんに言ったら、



、お前寸胴だから、スリーサイズなんてないだろぃ?」



って言われました。もちろん、またデコピンの刑です。









「あー、それにしても他の人たちに逢いたい。これから練習試合の予定とか無いの?」


「あー?わかんねぇ。多分無いと思うぜぃ。」(ブン太


「え゛ーーーー!!!つまんなーーーい。」


「・・・・っつー、お前、叫び声が無駄にデカイっつーの!」(ブン太


「だって、折角だから、王子様とか見たいじゃ・・・・ん?」







賑やかな教室で着信音は聞こえないものの、携帯がバイブで揺れている事に気付く。




誰からだろう?まだ、誰にもメルアド教えてないから掛かって来るとしたら現実世界の人だけなのに。

恐る恐るメールを開く。







隣でブンちゃんが「王子様ってだれだよ?」とか聞いてくるけど、そこ等辺は無視。



てゆうか、一瞬、あたしは硬直しました。









だって



















魔王からメールがきているんですもの。













あれ、あたし、アドレス教えてないよ?













To : 
From : 幸村
件名 : 愛しのへvv
―――――――――――――――――
本文 : がマネになってくれたら
     青学や立海と練習試合をするよ。
     どう?やるよね?
















タイミング良過ぎやしませんか?幸村様。
てゆうか、黒魔術使っただろ!?
そして、あたし等の会話聞いてたよね?だよね?!
だって、ユッキーとあたし、クラス違うよね。
てか、あたしが5組なのに対してユッキー1組だよね?
教室明らかに離れてるよね?
いや、魔王だからそんなこと関係ないのかな?










また、携帯が揺れる。











To : 
From : 幸村
件名 : へvv
―――――――――――――――――
本文 : 俺は魔王じゃないけど、
     なんでもできるんだよ?
     フフフフ・・・



















怖えぇぇぇぇぇええええ!




あれ、あたしマネとかやる気なかったんだけど。

その空いた時間を他校観察に行こうかと思ってたんだけど。






てか、本当になんであたしのアドレス知ってるの?












また携帯が揺れる。正直見たくないんですが・・・・。















To : 
From : 幸村
件名 : v
―――――――――――――――――
本文 : 俺に不可能は無いからね。















超怖えぇぇぇぇぇええええ!















何があったのか、察したようなブンちゃんはあたしの肩を軽く叩いた。


わかってるよ。魔王には勝てないんだよね。


例え攻撃しても上手く交わされちゃうんだよね。
そんな部長なんだよね!すごいよ。其れに耐えれるなんてお前等すげえよ。
あたしは無理だよ。


だから、マネとか無理だと思うんですけど。


















「ブンちゃん、マネって今いるの?」


「何だ、マネやる気になったのか?(ワクワク」(ブン太


「うーん、まだ微妙。」


「・・そうなのか。マネは今は居ないぜぃ。」(ブン太


「そーっすか。どーしよー。」


「何を迷ってるんだよ?」(ブン太





「いや、別に・・・」






とか言ってるけど、実際めっちゃ迷ってます。

だって、マネになったらファンクラブの虐めとか嫌がらせとかに遭ったり、

忙しすぎて他校観察行けなくなるじゃん?

唯でさえ他の学校は東京だから遠いってのに。

おまけに真田の裸ジャージとか見ちゃうかも知れないじゃん?

嫌だよ。夢に出てくるって。裸ジャージの真田が(それはそれで面白そうだけど)。










ひとり葛藤をしているとまたメールが。

















To : 
From : 幸村
件名 : とっとと返事しろv
―――――――――――――――――
本文 : 日曜日、
     青学か氷帝と練習試合しようかなぁ〜。
























「ブンちゃん、あたしマネやるわっっ!!」















だって、折角トリップしてきたんだもの、


王子様に会わなくちゃはじまんねーだろぃ?(俺の台詞だ!…byブン太







マネになるって言ったらブンちゃんが「やっほーぃ」と言っていた。






「そんなに嬉しいの?この天下の様がマネになって。フフフ♪」って言ったら



「あ?そんな訳ないだろぃ?パシリが増えたからな!」




と言ったのでまたまたデコピンしてやった。









まぁ、腹チラ写真が撮れるから良しとしよう。






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マネ決定〜☆彡笑”
これで、他校との絡みが少し出来ますね。
まぁ、基本は立海ですが。
てか、流石にこれはお菓子置き過ぎだろ、て
自分で書いて思った。笑)
[06/10/2 piyo]