「あ、食料がない」 冷蔵庫を開けて、ふと気付いた。日曜日の午前8時。 今家の冷蔵庫にはいっているものは、 ・牛乳 ・カレー粉 ・キュウリ ・きな粉 ・ポン酢 これじゃあ流石にヤバイでしょ。 雨と夕陽と彼らの日常〜スーパーで売ってる衣料品は安くて脆いから注意しろ! そんな訳で、あたしは近くのスーパーへと向うことにする。 勿論おなかはペコペコ。だって朝ごはん食べていないし。 考えてみて?あの冷蔵庫の中には言っていた食材を。 まず、たんぱく質と無機質が存在しないのよ!?お米もパンもメンも無ければ、肉も魚も卵も無いって・・・ どういうことよ。 よく自分、今日まで生きて来れたな・・・。 あ、因みに昨日の晩ご飯はコンビニ弁当です。独身サラリーマンか!(ここ、タ○トシ風にね) 、とまあ、このままじゃ自分の健康がヤバイので、靴を履き、玄関を開ける。もちろん鍵もかける。 ドアを開けた瞬間、朝陽が一気にあたしを包み込む。 ・・・・・・むっちゃまぶしい。 スズメもチュンチュン言って、『朝だよ!ちゃん起きて!』って感じで今にも話し掛けてきそう。 太陽も燦燦と輝いていて『さあ、今日も元気にいってみよー!』なんて言ってるみたい。 (あくまで気のせいだけれど) そして、スーパーの前のバス停には見覚えのある髪型が『あ!おはようございます、先輩!』なんて言ってるよ。 気のせいかな? 気のせいだよね? もじゃもじゃした黒い髪の毛がニコニコ笑っていて、両手には大量の買物袋。 赤也は大量の袋を抱えつつ、あたしの方へ走ってくる。 おいおい、ワンコみたいで可愛いじゃねえの! なんて言ってる場合じゃねえ!!! 赤也は両手いっぱいに荷物を抱えているわけで、しかも目の前が見えていないわけで、 つまり、目の前にあるちょっと高めの段差に気付いていないわけで、 仮にこけてしまえば---------荷物がドバアアアアっと出てしまうということで・・・ 「そこに段差があるぞ!気をつk「うわああqwせdrftgyふじこ」ドバアアアアあちゃー。いったのに。」 予想通り、(しかも漫画のように)(いや、半分漫画か?)こけた赤也。 仕方ないので、こけた赤也に手を伸ばす。 赤也は素直にあたしの手を取り、立ち上がる。 なにこれ、少女漫画みたいな展開じゃない? 男女が逆な気もするけど。 「大丈夫?血、出てない?」 「・・いてて。はい、大丈夫っス」(赤也 「せっかくあたしが叫んでやったのに。どうして赤也は転ぶかね」 「すんません、ちょっと不注意でした」(赤也 ペコッと謝る赤也。 ・・・・・・・・・・なんて可愛いんだ。 もうお姉さん胸キュンvvvvv(キモイっスよ…by赤也 「で、先輩はなんでここにいるんすか?」(赤也 「あれ、そこですんなり本題に戻っちゃうわけだ。まあいいっか。 単純に我が家の食料が無くなって今日のご飯が無いから買出しに来たのよ。 だって、スーパーよ?まさか服買いに来たとでも思う?いや、たまに売ってる店もあるけど。 でも、あたしはそれなりにお洒落には関心はあるから、こんなスーパーでは買わないわよ! でもね、たま〜に靴下とか安いの売ってる店もあるのよ?あ、デザインは別の話。 デザインで言うなら、横須賀の方にある新しいビルに出来たお店が凄く素敵なの。 それでそこに買いに行こうとおもったけど、あたし場所知らないのさぁ。あ、これ友達から聞いた情報なんだけどね。 で、あたしは何言いたかったんだっけ?」 「・・・・・・・・・・・」(赤也 * * * * * 両親は商店街のくじ引きに見事当たって2泊3日の京都旅行。 姉貴はこの(両親が外出という)チャンスを逃す手は無い、と彼氏の家へらぶらぶしに。 じゃあ、残る俺は? まあ、家に居ろってこと。じゃあ朝飯・弁当・夕食は? ねえんだよ。お袋が「食材はある程度置いて置くから〜」なんて言ってたけど、 俺、料理できないっつーの。 そんなわけで、俺はカップラーメン類やパンを買いにちょっと遠くのスーパーへ。 どうしてちょっと遠くに言ったかと言うと、単純、この店安いから。 (だって、俺の自腹だし?学生さんは金がないっていうだろ) そしたら、そこのスーパーの前で先輩に会った。どうやらこの近辺に住んでるらしい。 そこで、俺の脳はフル回転。 「この荷物を先輩に持ってもらおう!そして、料理を作ってもらおう!」 俺って頭良いーーー!!!ダッシュして先輩のもとに向ったら---コケた。 予想外だぜ、全く。しかも超かっこ悪いし。 だけど、予想外なことはそれだけでない。 俺の予定では俺の家で先輩に料理を作ってもらって、のんびり食って、 まあ、多少は話をして、「さよなら^^」っていう、まあ都合の良い展開。 で、俺のいる場所は------ 「いや〜、ごめんね赤也。奢って貰っちゃって。ありがとー」 「いーえいえ、俺も腹空いてたんで。まさか奢る羽目になるとは思いもしませんでしたけど」(赤也 「(無視)朝のマックって空いてるのねー。あ、この桃シェイク美味しい」 まあ、学校近くのマクドナルドですけど何か? シェイクのストローを口にくわえながら、先輩は俺に聞く。 「赤也はなんであのスーパーに居たの?」 「あー、まあ両親が旅行中で・・・・かくかくじかじか・・・・ってな訳です」(赤也 「へえ。なんか状況似てるね。あたしの家もいま食料無いんだー」 「じゃあ、買って帰ればよかったじゃないっスか・・・(今月小遣いやばいのに)」(赤也 「いや、腹が減っては真田は倒せぬっていうでしょ」 「いいません。どこから来たんですか、そんなことわざ・・・」(赤也 先輩はズズズーっと残り僅かとなったシェイクを飲みきり、ポテトを取る。 すいません、そのポテト俺のなんでスけど。つっても、先輩は聞いちゃいねえか。 「で、赤也は今日から親が帰ってくるまでのご飯はどうするの?」 「それが問題なんっスよ。俺料理レトルトカレーとカップラーメンしか出来ないし」(赤也 「お弁当と夕食ならあたしが作ってきてあげようか?」 「・・・・ほ、本当っスか!?!?!?」(赤也 「うん。楽しい弁当と愉快な夕食を作ってあげるよ!」 「(楽しい弁当と愉快な夕食って…)お願いします!!」(赤也 「そうと決まれば、今日は付き合ってもらうよ。赤・也・ク・ン・♪」 行き成り先輩の目が輝きだしたかと思えば、 俺の前にチケットのような物を差し出す。 「ちょっとボーリングに付き合ってv」 ・・・・・・・・・・・・は? BACK NEXT ::::::::::::::::::::::::::::::::::: 仁王さんの次は赤也寄りで(笑 しかも続きます!!笑) 赤也は多分不器用なので、 料理は苦手なんじゃないかな? と思います。まあ、これも妄想の一部!笑 [07/07/21 piyo]