「じゃー、この間のテスト返すぞ。30点以下は今日補習だぞ。」
「〜、何点だった?俺、ギリギリセーフ!みろよ31点!!」(ブン太
「・・・・・・・・う・・・・」
「う?おい、どうした?まさか・・・・」(ブン太
「12点とかありえねええええ!!!!」
雨と夕陽と彼らの日常〜誰かこの悪夢なんとかしてくれ!
今日貰った数学のテスト。自信満々、完璧だとおもって後半30分は熟睡してたくらいなのに…。
何故12点?!?!しかもブンちゃんよりも下?!あたし、そんなに頭悪くないんだケド!!
「うわ〜、12点とかありえねえな。中途半端にリアル」(ブン太
「あたし完璧だと思ったんだけど。なんで間違ってるの?」
「・・・・この天才ブン太様に見せてろ」(ブン太
「・・・あってるでしょ?」
「あってるあってない以前に、お前解答欄間違ってる」(ブン太
「へっ?!嘘!?−−−−−−ノアアアアアア!!本当だぁ!」
馬鹿だあたし。解答欄間違えるなんて、なんてヘヴォイミスを・・・。
(しかも解答欄があっていても20点にも満たないという・・・)
補習なんて・・・・orz
落胆しているあたしを見てブン太は肩をポンと叩いた。慰めるように。
ブン太をチラリと見るとニコっと微笑んでいた。
嗚呼、何て優しいのだろうvなんて思ってたら
「は負けたからプリン奢りな!」(ブン太
「(ブチッ)…」
そうだった、思い出した。テスト直後に賭けしたんだっけ。
「、テストで賭けしねえ?」(ブン太
「へへーん、あたし完璧だから!ブン太覚悟しとけ!」
「天才ブン太様を嘗めんなって。負けたほうはプリンだから!」(ブン太
「くっそーーー!次は負けないから「、今までの会話全部聞こえてるぞ」
担任の先生が叫んだあたしをピシャリと止める。
クラス中が『ワハハ』と笑った。おまけに声が大きかったのか、12点という点数がクラス中にばれてしまった。
何たる不覚!!エセ紳士柳生までが笑っていやがった。
仕返しに弁当のおかず3品奪ってやる!柳生家の卵焼きと唐揚げは超美味だしね!
* * *
「起立、さようならー」
「「「さようならーーー」」
地獄の放課後がきてしまった。
30点以下の罰ゲーム…補習。本当は出るはず無かったのに、補習。
昼休みユッキーのところに
「…今日補習あるから部活遅れます。」
って言ったらなんていったと思う?
「知ってる。12点だってね。
我テニス部にはテストで15点以下を取ると罰ゲームがあるんだ。
明日------覚悟しておいてね。フフフ…」(幸村
あー、怖い!
補習が行われる教室へ行くと既に生徒が4人。
どうやら席は自由らしく、あたしは窓側のグラウンドが見える方に座る。
補習開始まで後10分。掃除も無いもんだから、すっごい暇。暇で暇で仕方が無い。
そしてボーっとグラウンドを見ていること5分。隣りで椅子を引く音が聞こえ、横を見る。
「お隣り失礼するぜ?」(仁王
「仁王…!あんたも補習?!」
信じられない!だって、ニオサンの得意教科“数学”じゃなかったっけ?
『詐欺師は数学が得意♪』って頭の中に植え付けてあってのに、何故此処に?!
聞いてみようかな。いや、それで「実は、数学苦手なんじゃ」とか言ったらそれはそれであたしもショックだし。
あーでも聞きた「俺が此処にいる理由、そんなに聞きたいか?」(仁王
おっとー、
心 読 ま れ た ? !
「ククク…。やっぱりお前さんは面白いのう」(仁王
「お褒めに預かり光栄です。で、なんでいるの?」
「さっきまであんなに悩んでおったのに、ストレート過ぎないか?」(仁王
「ストレートが取柄ですから!!!」
「無駄に自信満々じゃな。俺はテスト中ずっと寝ておっただけじゃよ。
で、終了5分前に起きて取り組んだら30点で補習対象っちゅうわけじゃ。」(仁王
ふーん、へえ。仁王でも30点……え、5分で30点も取れたの?
50分いっぱいもがいていた私が12点で、45分寝ていた仁王が30点?!
「あんたドンだけ頭いいのでございますか?!?!」
「半端に敬語じゃな。少なくともより数学はできる。」(仁王
ククッと明らかに上目線の仁王を睨んでると、プリントが回ってきた。
来た……、今日の天敵!!
(あ、裏面白い〜♪)
なんだ片面だけか、と安心していた、
ら
あれ?片面印刷のプリントが5枚もあるよ。
「じゃあ、このプリント5枚終ったやつから俺に提出。
得点が60点以上で合格、帰っていいぞ。」
終るわけ無いだろ、しかも5枚で60点以上とか…。
どうしよう、どうしよう。
部活に出ないとユッキーに殺されるよね。いや、犯される?
ブン太に笑われるよね。真田には殴られる…わけないか!!!真田だもんね!(笑)
もう、部活出れない覚悟で時間ギリギリまでここに残るしかないかな。
先生が『帰れ』というまで粘るに粘って----。
どうせ部活に言ってもユッキーに何か言われるだろうしね。
よし!決めた!そうしよ「、すべて丸聞こえだぜよ」(仁王
「え?!あたし声に出してた?!」
「思いっきり。まあ、粘るなんて無駄じゃ。メールを見てみろ」(仁王
「メール?何故…」
仁王に言われるがまま、携帯を開く。
見ると未開封メールが3つ。…3つ?!
しかも全部魔王ユッキーなんですけど。
えーと
送信元:魔王
件名:
---------------------------
本文:90点は余裕だろ?
---------------------------
送信元:魔王
件名:
---------------------------
本文:あっ、部活欠席したら
真田とハグだよ。
---------------------------
送信元:魔王
件名:
---------------------------
本文:今魔王って言ったでしょ?
しっかり聞こえたよ。
フフフ…
---------------------------
あたりをキョロキョロと見回すが気配はしない。
怖いよーーー!!悪夢だーーー!!
真田とハグとか一番の悪夢だぁぁぁぁぁぁあああああ!!!
「ねえ、仁王たすけて」
「いやじゃ」(仁王
「一生のお願い。真田に抱かれるかどうかの瀬戸際なの!」
「そうじゃな、がキスしてくれたら---グハッ---何も殴ること無いじゃろ」(仁王
ふん、仁王には頼らないで自分でやってやるよ。
『ちゃん痛いナリ』なんて言ってる仁王は放って置いてプリントに挑戦する。
えー何何?『x軸とy軸が---』 は? 『y=3xが---』 ・・・アーン?
「がぁあああああああ!!分らん!」
「困ってるようじゃの、姫さん」(仁王
「困ってるどころか、困りすぎて諦めが入ってきたよ。
RPGで言えばHPがヤバイから戦闘から逃げようとしてるのにモンスターに囲まれて逃げられない状態だよ。」
「助けてあげてもいいぜよ」(仁王
「本当!?―――あ、どうせ仁王のことだから
『プリント一枚に付きプリン1個じゃの』
とか言うんでしょ!--!ねえ、今の声真似似てなかった?」
「全く似とらん。そんな低レベルなこと言わんぜよ」(仁王
「そう良かっ「プリント一枚に付きキス1回で……ゴフッ」(仁王
「しねーよ」
仁王のみぞうちをアッパーし、再び取り組む。
駄目だ・・・・・・分からん!
分からなければ、覗いてしまえ。ってことでチラリと横に座っている仁王を見る。
上手いことカンニング出来ないかな・・・?←良い子は真似しない様に
って、寝てるし。しっかり顔伏せてるし!
あらまあ、綺麗な肌だこと。
銀髪痛んでないなあ。お姉さんに染めてもらってるんだよね?(学園祭の王子様より)
いいシャンプー使ってるのかな?あれか、ハー○ルエッ○ンスか?!
あれは男子禁制の香りなのに!!!!笑
ふっ、と、仁王の机を見ると既に終了した数学のプリントが。
すげえな、もう終わったんだ。そして先生の前で堂々と寝てることもすげえよ。
あ、上のほうに何か書いてる。
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これ見ていいから
早く終わらせろ
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━━(゜∀゜)━神だあああ━━
ちょっと、仁王神じゃない?これからは仁王様って呼ぶべき?
いや、そうしたらナルシストほくろ様と被ってしまう ○| ̄|_
それだけはなんとしてでも避けたい!ほら、キャラそれぞれの個性というものが・・・
「とっとと映して終わらせろ」(仁王
睨まれました。一瞬固まってしまったよ;;
それから仁王様(結局今だけこう呼ぶことに)のプリントを映して、
先生にさも私がやったかのように提出。
なんとまあ100点だよ。流石仁王様!!!
―――先生から明らかに怪しまれたからね!あたしそんなに馬鹿に見えるのか・・・。
その後部活に行くと魔王ユッキーによる拷問が行われました。
怖かったぁぁぁぁぁああああ・・・・・・・。
真田とジャッカルとぎゅうちゃんに『助けて』とテレパスを送ってみましたが
あいつ等スルーしやがって。
むかついたから3人のドリンクに
牛乳とピクルスとカルピスとコーラを混ぜた物体入れてやったぜ☆
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あー、ネタづまりです;;
今回は仁王さんと接触vv
彼の銀髪は姉上が染めてるんだってね。
学プリで知る真実も多いものです。笑)
[07/04/05 piyo]