「亮・・・・暑い。」

「俺に言ってもどうしようも出来ねぇよ。」

「やっぱさ、今日亮の家で涼むべきだったね。」

「そうだな、お前が此処に来たいなんて言わなければな。」




日光が眩しく、うち等を照りつける。

現在、うちと亮は海に来ている、しかもチャリで。




事の発端はうちの方。




雑誌を見ていたらなんとな〜く海に行きたくなって、亮を海に誘った。

亮は、暑いから嫌だ、そう断っていたけど、無理矢理連れてきた。



『海に入れば冷たいし、楽しいよ!だから行こう!ねっ?』 と、言って。



うち等の予定であれば、今ごろは海でバシャバシャと

水を掛け合っている筈だった。そう、筈だった・・・・




「しかしよ、お前なんで水着間違えるかなぁ。」

「っー…、しょうがないじゃん。合ってると思ったんだもん。」




うちは水着を間違えた。妹の130の子供サイズの水着と。



レジャーシートもお金もタオルも全て完璧だと思ったのに、

肝心の水着を間違えた。本当、大馬鹿者だと思う。








「亮、本当ゴメンね。亮だけでも海で遊んできて良いよ。

 うち、此処で見守ってるから。」

「アホかお前、そんな空(むな)しい事出来るかっつーの。」

「ですよねー・・・・ハァ。」

「……お前なぁ、溜息つくなって。折角の海が台無しじゃねぇか。」

「あっ、ゴメン、気をつける・・・・ハァ。」

「・・・・(気を付けてねぇじゃん)・・・」




少し立つと亮は『ちょっと待ってろ!』

そう言って、どこかへと走っていった。



そんな亮を軽く目で追いかけ、うちは視線をまた海に戻した。



くそぉ、あのカップル、イチャツキやがって。

うちだって水着があれば今ごろ・・・・・




「…おい!おい!!?」

「ひぃぃ!あっ、ゴメン亮、ちょっとボヘッとしてた。」

「大丈夫かよ。それより、これ、食わねぇ?」




亮が差し出してきたのは1/16に切られたスイカとサイダー。




「ほら、之食えばちょっとは涼しくなりそうじゃん?」




ニカッと笑った亮の顔は太陽よりも眩しかったと思う。

うちはその差し出されたスイカとサイダーを受け取った。




「ありがとう!」




亮に負けない笑顔でお礼を言った。

暑いのか照れたのか、亮の顔は少し紅かった。




「今度こそ、水着持ってくるね。」




片手にサイダー、片手にスイカを持って、亮の頬に口付けをした。



















片手にサイダー、
片手にスイカ

































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宍戸超好き---!		
彼ならヒロインのミスも許してくれそうですよね。
宍戸は夏が似合う男だと勝手に考えてます。
タンクトップとか最高じゃねぇ?笑)
[06/09/18 piyo]
[09/01/01 修正]