ただ、 頷いて欲しいだけ 「なー。これから俺のいう質問にハイかイエスで答えて。」 「やだ。結局ハイもイエスも肯定じゃん!」 「だあもう!なんで気づくんだよ。」 「気付くわ馬鹿。」 「…なあ。」 「なに?いま部誌書いてるから忙しいんだけど。」 「俺いっつも思うんだけどさ。」 「…んー?」 「跡部の奴ジローに甘いと思わねえ?」 「…はいはい。」 「だって俺がちょっと遅刻したらすぐ怒るくせに ジローが寝坊しても怒らねえんだぜ?」 「…へー。」 「ずるいよな。」 「…そうだねー。」 「……あとさ。」 「…んー?」 「最近侑士に彼女で来たらしくてよー。」 「…はいはい。」 「俺に自慢してくるわけよ。超美人って連呼してんの。」 「…へー。」 「すっげー腹立たしいと思わね?」 「…そうだねー。」 「なあ、聞いてる?」 「…んー?」 「俺さー。」 「…はいはい。」 「のことスキだからさ。」 「…へー。」 「俺と付き合おうぜ?」 「…そうだねー…って危ねええ!」 「岳人!なにどさくさに紛れて誘導してんの!」 「なんて気づくんだよ!の馬鹿! 部誌書くことに集中しろよ!」 「集中してたら危うく岳人の告白OKするとこだったわよ。」 「でも今肯定したよな!確かにしたな?」 「し、してないよ!」 「いーや、確かに頷いた!よっしゃ、これで俺ら両思い。」 「だからしてないってば!」 「とかいって顔赤いぜ?」 「な、なってないし。」 「でも嫌いとも言ってないよな?」 「まあ、確かにそうだけど…。」 「ならいいの!俺ら両思い!」 「自意識過剰男。」 「…なんか言ったか?」 「…別に。」 (頷いたら、あとはこっちのもの。) ::::::::::::::::::::::::::::::::::: 会話だけですみません。 友達以上恋人未満のような 関係の二人です。 [09/02/05 piyo]