こげ茶色と ワイン色 「転入生を紹介する。」 それは晴れの日の事。 俺にクラスに転入生が来た。 名前は。 こげ茶色の長い髪にパッツン前髪が印象的な奴。 背はそれほど高くないけど、目力ってのかな?すごく、印象的。 そいつの自己紹介が終わると、色んな奴等がそいつの周りに近付いてくる。 反対に俺は、そいつに話しかけることなく、 あっという間にSHRの時間が来てしまった。 その転入生、は現在ジャッカルと喋っている。 くそ、ジャッカルのクセに俺より先に喋りやがって。 俺の方が先だろぃ? 「ジャッカルってテニス部なんだ。」 「あぁ、これでもレギュラーだぜ。」 「すごいじゃん!テニスかぁ、そいえば、あたしテニスやった事無いなぁ〜。」 「今度連れてってやろうか?結構面白いぞ。」 「マジですか!やりたい、やりたい!教えてね。」 「おお、任しておけ。」 ジャッカルの野郎、早速とデートの約束してやる! それなら俺も・・・―――――― 「オイ、ジャッカル。俺も仲間に入れろぃ。」 そういって、俺はジャッカルの頭を殴った。 「痛っ!ブン太!行き成り殴るな。痛えじゃねぇか!」 「んで、なんの話してたんだ?」 「(無視かよ!) たいした話じゃねぇよ。」 俺らが言い合いしていると、がキョトンとした表情で俺を見ている。 あぁ、そっか。自己紹介してなかったよな。 そう思って、俺はの前の席に座り、口をあけた。 「俺、丸井ブン太。テニス部レギュラーでジャッカルとダブルスやってる。シクヨロ☆」 俺に決め顔でどうだ!これでもイチコロだろぃ? って思った。 ―――無理だった。 「あー、よろしくね。」 それだけ!?オイ、それだけかよ! ウサ晴らしにジャッカルの靴を踏んでやった。 ジャッカルはすっげえ恨んだ目で俺を見てたけど、それは無視。 もっと知りたい! そう思って、色んな質問をした。 「は部活は言ってたのか?」 「うん、吹奏楽。でも、この時期だから立海では入らないつもりだよ。」 「へぇ。そしたら、テニス部「オイ、ブン太部活行かねぇのか?」 ジャッカルのクセに〜、会話の邪魔するなよ! って思って時計をみたらもう4時。 えっ、いつの間にSHR終わったんだよ! やべえ、真田に殴られる!!! 「やべっ、じゃあまた明日なっ、!」 「うん、バイバイ。2人とも部活頑張ってね。」 「おう☆/ああ。」 ニコニコ笑って手をふる。 その姿は可愛くて、自然と口元が緩む。 明日、ともっと仲良くなれること祈りながら、俺は部活へ行った。 こげ茶色の髪に惹かれていくワイン色の髪 俺は、幸せの原石を見つけた気がした。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::: 最後の言葉クサー!笑) いいんです。ブンちゃんが言えばクサイ言葉も 誉め言葉に変わる気がします。 彼はすごいヤキモチ焼きそうだな〜と思いこんな感じに。 ジャッカル御免ね。でもそんなジャッカルが好きよ(笑 [06/07/17 piyo] [08/12/21 修正]